藤井聡太7段の来る年

藤井聡太7段の来る年で最初の関門は朝日オープン将棋トーナメントで昨年NHK杯で敗れた因縁の井上門下である稲葉陽8段戦であろう。順位戦C1組では現在の藤井聡太7段の実力からすれば、気負わず丁寧に指せば問題無く全勝出来ると信じる。稲葉陽8段は銀河戦での優勝経験もあり、順位戦A級でも良い戦績を残している棋士で、早指し棋戦では藤井聡太7段と5分と見る。 来る年で研究しなければならないのは稲葉陽8段戦対…

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藤井聡太7段の行く年

一昨日、本年の最後の勝利を勝ち取り年を締め括った藤井聡太7段であるが、最大の成果は棋力が大幅に向上したことであろう。高校生になって、最も難解と言われる中盤において、凡そ1時間に及ぶ読みの時間を入れている。あの斉藤慎太郎王座をして、読みの速度が3倍と言わしめた読みを中盤戦に惜しげもなく投入したのだ。 その斉藤慎太郎王座とて、藤井聡太7段が詰将棋選手権で4連覇する前に2連覇する強者で、棋界では読み…

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平成30年最後の対局も藤井聡太7段の勝利

一昨日、医師の予想に反して怪我して2週間も経たないのに退院できた。入院中は、半日掛った門倉5段との順位戦は最初から最後まで観戦したのだが、昨日は帰宅した時には対村田顕弘6段戦は終わっていた。それで、何時もの如く棋譜を何度も見返して、記事を書くことにした。 村田顕弘6段は関西4天皇とも渾名がつく程に強豪であるのだが、棋譜を見る限りにおいては、村田6段の繰り出す手が空振りに終わり、藤井聡太7段の指…

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偶然が偶然を呼んだ天才、藤井聡太7段朝日杯連覇なるか

先ず藤井聡太7段の両親及び隣に住む祖父母が居るという偶然が大きい。両親の教育方針が「興味を持つことに飽きる迄やらせる」と言うものだが、そういう両親に恵まれること自体稀である。普通、現代の社会風潮である女性社会参加を迎合する社会において、教育方針は両親の都合に合わせてしか行われないのが現状であろう。 そういう教育方針に沿って伸び伸びと育ち、隣の祖父母にも甘えて育った近所に「ふみもと子供将棋教室」…

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それでも藤井聡太7段の脳は休まない

人間には休む為に睡眠を採る必要があり、理想的には8時間前後の睡眠時間を確保している。意識としては眠っている間、全ての細胞は働いていないのだが、事実は心臓や肺が止まってしまうと死ぬので全ての細胞は活動している。脳も眠っている間、意識が無いので働いていないように感じるけれども、レム睡眠とノンレム睡眠と働きの異なる脳活動が行われている。 人間の大脳皮質は活動する為に大量のエネルギー消費をしており、機…

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確実に強くなっている藤井聡太7段

昨日は第90回棋聖戦2次予選が大石直嗣7段との対戦中継がAmebaTV将棋チャンネルであり、入院加療中なので釘付けになって観戦した。昼夕食で空になった膳を何時もは下げに行くのだが、それも取りに来て貰いお茶も入れて貰っての食い入り様であった。NHK杯将棋トーナメントも見ない筆者であるが、全く退屈せず観戦できたのは、このブログを書いて棋力が上がっているのかも知れない。 相手の大石直嗣7段は竜王戦2…

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脳は寝ている時に成長する

睡眠は脳を休める為に採ると言う。徹夜した後の気分の悪さは、経験した人ならお分かりになるだろうけれども、頭の気分が優れず気分が悪いものである。それに、記憶は睡眠によって定着すると言われており、夢を見るのもその作用に大きく役立っているようだ。 胎児は母胎内に居て、殆ど寝ている状態にあり、その間に我々の中枢神経系は創生される。大脳の神経核の殆どは、その時期に形成されるのであって、成人してから神経核を…

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なりたいものになるように働く脳神経細胞

これまで語ってきたように、脳神経細胞は環境に応じて動作する。何しろ、無機質の中でさえ脳由来神経栄養因子が与えられるだけで、軸索や樹状突起を伸ばし他の脳神経細胞と交信しようとするのだから。その脳由来神経栄養因子も、脳神経細胞に活動を誘うように環境整備するだけでグリア細胞によって産生されるのだから、環境次第である。 子供の環境整備は親の役目である事は違いないが、できれば子供が真似をしたくなる行動を…

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将棋は脳神経細胞を働かせるゲームと成り果てた

元々将棋は千変万化、頭脳でのみ楽しむ遊戯である。今朝、検索していたら、文春オンライン「観る将棋、読む将棋」に行き当たり、面白いので読みふけってしまった。今朝の記事は1昨日掲載されたもので、『「羽生世代以降、将棋は“受験勉強”になった」85才観戦記者の記憶』と『羽生善治「27年振り無冠」の衝撃 新時代のチャンピオンは誰だ?』の2記事であった。 読んでみて思ったのだが、現在の将棋立ち位置は、江戸時…

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藤井聡太7段の神とも言うべき羽生善治永世七冠が無冠になった

昨夜、巌流島で行われた竜王戦最終戦において、羽生善治永世七冠が広瀬彰人8段に敗れ、無冠となった。羽生善治永世七冠は藤井聡太7段が神と崇める存在であり、1昨日書いた神そのものの存在であろう。筆者にとっても羽生善治永世七冠は極めた人の1人として、並みいる辞書が目標とすべき偉人の中でも重きを為す存在である。 やはり、48才と言う年齢は、将棋と言う頭脳をフル回転させねばならないボードゲームの性格上難し…

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巨星倒れる

つい先程、竜王戦7番勝負に決着が着き、羽生善治永世七冠が無冠になってしまった。広瀬彰人8段は、本年勝率7割5分とランキング1位の棋士であるが、これまで無冠の帝王であった。最終決戦の場が、武蔵と小次郎が決闘した伝説のある巌流島と言うのも曰く因縁を感じて、羽生善治永世七冠ファンとしては感無量である。 筆者は将棋の熱烈なファンでは無く、藤井聡太7段が朝日オープン将棋トーナメントで優勝したのを機会に藤…

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芸能界をも席巻する藤井聡太7段

先週の報道番組とワイドナショーで最も長時間取り上げられた芸能ニュースは、藤井聡太7段が囲碁将棋チャンネル主催・放送の「第27回銀河戦」で阿部健次郎7段に勝って、デビュー100勝を飾り100勝での勝率で引退した中原誠元名人を抜き去った事である。これも、藤井フィーバーでの一里塚なのであろう。最年少棋士デビューから始まり、29連勝と話題に事欠かない藤井聡太7段であるが、筆者にとっては朝日オープン将棋ト…

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藤井聡太7段は神へひた進んでいる

藤井聡太7段の歩んでいる路は、試行錯誤では無く、絶対王道を歩んでいるかに見える。羽生善治永世七冠がこの心境に達したのは、少なくとも複数のタイトルを獲ってからだろうと考える。何れにしても、将棋棋士の世界では2人の天才が、未踏の神の領域に達したのかも知れない。 藤井聡太7段の場合は、強さを求めるやり方が神のものと考えられ、人間の試行錯誤から大きくかけ離れている。この状況が現出したのは、恐らく藤井聡…

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公式戦101勝目

全く持って、藤井聡太7段大したものである。最終着が88手目であるから、超スローペースの進行だ。実力から言って、順位戦C1組に敵無しの状態なのかも知れない。 秋以降の千葉7段、増田6段、門倉5段戦何れも、危なげ無く押切っている。夏迄の藤井聡太7段には、これ程の安定性は無く、中盤で脆さが垣間見えることはざらにあったように感じる。この安定性こそ、藤井聡太7段が意図して造成してきたものに他ならない。 …

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藤井聡太7段は羽生善治永世七冠に勝ち越しているが

藤井聡太7段は3度羽生善治永世七冠と対局している。初めての対局は獅子王戦決勝での対局であったが、これは文句なく羽生善治永世七冠の勝ち。2度目はAmebsTV主催である炎の7番勝負であるが、大方の予想に反して藤井聡太7段の勝ちとなった。 3度目が本年2月に行われた朝日オープン将棋トーナメント準決勝での対局も藤井聡太6段の勝ちであった。これまで藤井聡太7段は羽生善治永世七冠に対して2勝1敗と勝ち越…

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祝!100勝!藤井聡太7段

又も、史上最年少、最短で100勝を何れも羽生善治永世七冠を超えて藤井聡太7段が新記録を達成した。驚いたことに午後9時54分から始まるTV朝日報道ステーションの冒頭で思い掛けない放送で知った。思い掛けないと言うのは、(株)囲碁将棋チャンネル主催で昨日行われた対局放映は来年2月5日と3月5日で対局の存在自体報道されず、それは青天の霹靂と言う印象で耳に入ってきた。 やる事なすこと全てが新記録尽くめで…

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これからの藤井聡太7段が辿るべき路

昨日の記事で佐藤天彦名人との「藤井聡太Day」での特別対局から思い浮かぶ侭に思索を書き綴った。弱い者が何を言うかと、読者諸兄は思われるかもしれないが、好きに書いてよい場所なので書き綴ったのをご承知頂きたい。昨夜、29連勝をした時の棋譜を概観すると、藤井将棋の始まりは角道を開ける所から始まっているのに気付いた。 このブログでも「角道を最初に開ける」提案をしたことがあったが、天才藤井聡太7段には要…

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早指しは藤井聡太7段は佐藤天彦名人よりも強いのか

藤井聡太7段は佐藤天彦名人に対して、朝日オープン将棋トーナメントに続いて特別対局でも勝利した。元々、藤井聡太7段と佐藤天彦名人は棋風が似ていると感じていると言うのは筆者のみであろうか。佐藤天彦名人の勝ち方は藤井聡太7段と似て鮮やかに見える。 両者共に、相手の一瞬の隙を見逃さず、手筋一閃と言う勝ち方が多いのではなかろうか。特に藤井聡太7段の場合、隙に持ち込む鮮やかさに特徴があり、その点も佐藤天彦…

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佐藤天彦銀河vs藤井聡太7段inヒルトン名古屋

昨日は藤井聡太Dayというイベントが(株)囲碁将棋チャンネルの主催で午後3時から始まった。随分逡巡したのだが、昼前にイベントのライブ中継を見る事に決意した。(株)囲碁将棋チャンネルのサイトに辿り着くのが一仕事で、先ずはスカパー登録から始めねばならない。 登録にはメール受取と支払をクレジットカードでする事が欠かせない。苦労した挙句、スカパー登録は実現したのだが、支払方法を確定するのに購入という項…

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スカパー囲碁将棋チャンネルに登録した

本日、藤井聡太Dayが囲碁将棋いどうしたのだがチャンネル主催であると言うので、その登録をした。昼前から取り掛かったのだが、有料チャンネル初登録という状況の中で登録作業は困難を極めた。Web上で囲碁将棋チャンネルを開き、藤井聡太Dayを開いたのだが、支払い情報がありませんとのメッセージに接して、囲碁将棋チャンネルに移動したのだが、それから何処を探しても登録に関わるサイトに辿りつけなかった。 普通…

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【藤井聡太Day】(生放送)将棋プレミアムIn名古屋

昨日記載した(株)囲碁将棋チャンネルは衛星放送スカパーの番組制作会社である。詰り、スカパーはその番組を作成する多くの番組制作会社に制作料を支払い、番組をスカパー利用者に提供して、月額会員を集めている。【藤井聡太Day】は多くの会員をスカパーに引き寄せる餌となっている訳だ。 無論、藤井聡太7段は真摯に将棋に向き合っているだけで、スカパーの事は全く考慮にさえ入れていない。一方で、スカパーや(株)囲…

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(株)囲碁将棋チャンネル主催の新春特番で藤井聡太7段は何を語るのだろうか

一昨日、(株)囲碁将棋チャンネルは将棋プレミアムで、元旦朝6時から30分藤井聡太7段がТBSお天気おじさんこと森田正光氏と対談すると発表した。発表画面に、対談の写真が掲載されていたので、収録は済んでいると考えられる。新春対談であるので、藤井聡太7段のことであるから、タイトル戦が話題になり、何時もの如く少しでもと控えめの発言をしているだろう。 勝負の行方とお天気の取り合わせはどういう対談になるの…

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昨日、新人王表彰式があった

藤井聡太7段は29連勝や朝日オープン将棋トーナメントに優勝したが、未だ16才で棋士になって3年目になった所である。新人であるのは、間違いないのだが、結果を出しているのは周知の知る所である。昨日、新人王になった事を祝って、170人余りが出席して将棋だけでなく、囲碁からの新人王の広瀬優一2段も共に祝福された。 祝福に対して、藤井聡太7段は「最後の新人王戦出場の機会を優勝という形で卒業でき、嬉しい。…

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今秋位から、寄り切りで勝つようになった藤井聡太7段

初夏に竜王戦トーナメント戦で増田康弘6段に敗れ、続いて斉藤慎太郎7段にも王座戦準決勝で敗れ、年内のタイトル戦挑戦は無くなった。9月に入り、当時の王位菅井竜也7段に押し負け、山崎8段にも力の差を見せつけられた藤井聡太7段であった。しかし、この春からの対局姿勢は、答えのないと言われる中盤で長考を重ねる等、地力強化に努めた藤井聡太7段は10月以降の対局では地力に優れた棋士にも最後まで優勢を保って、相撲…

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棋士の4段は大相撲で例えれば、十両

ワイドナショーで聞いて、印象的だったのが「棋士の4段は大相撲で例えれば、十両」という言葉だった。佐藤天彦名人・羽生善治永世七冠は横綱、広瀬彰人8段は多くの横綱(タイトルホルダー)を破って決勝に勝ち上がった大関と言う位置付けだ。並みいる、同じ十両・幕内・三役(大関・関脇・小結)を破って8連勝で勝ち上がって掴んだのが横綱の1人である佐藤天彦名人との対戦だ。 そう言う見方をすれば、藤井聡太少年の騒が…

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昨年2月での朝日将棋オープントーナメント戦優勝は凄い事だったんだ

筆者は藤井聡太少年のことは、あの朝日将棋オープントーナメント準決勝で羽生永世七冠に勝利したのを見て、初めて知った。それまで、Ameba炎の7番勝負や29連勝が起きていたことすら知らなかったのだから、世情に疎いことこの上無しである。今改めて、記事にする題材に困窮して、ウェブ上を色々見てみると、凄い々、吃驚仰天してしまっている状態だ。 元々、羽生婦人ではないが、羽生結弦選手がオリジナル出場していて…

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昨日の羽生善治竜王対菅井竜也7段、叡王戦トーナメント一回戦で藤井聡太7段の解説者デビューとなった

以前から言っていた通り、藤井聡太7段の解説は大盛況で盛り上がった。藤井聡太7段は高校生ということもあり、午後8時退席となり、終盤戦での解説が無かったのが残念である。彼の最高だと思える真価は、詰む詰まないという場面において発揮されるのは間違いないからだ。 菅井竜也7段が先手番を引き当てたのに対して、藤井聡太7段が解説者として一手目を的中させたのは流石である。随所に、山崎8段が藤井聡太7段に手を聞…

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藤井聡太7段が棋士となった必然性

あるワイドナショーで、藤井聡太少年が中学時代に得意科目としていたものは数学と地理であり、不得意科目は美術と音楽しいう話があった。母親の裕子さんの説明によると、得意・不得意の区分は答えがはっきりしているか、答えが出ないかによるらしい。その得意・不得意科目の特定こそが藤井聡太少年が5~6才で将棋にのめり込んだキーポイントであると筆者は解析する。 数学は計算能力、地理は具体的な空間把握能力の発揮によ…

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