A級棋士をも破る藤井聡太7段の母、裕子さん

糸谷哲朗8段に続いて羽生善治9段さえも藤井聡太7段に対して立てた作戦の裏を掛れて敗れてしまった。
藤井聡太7段は並み居る棋士の持つ概念を超え、もう藤井聡太7段を倒すことのみ考えなければならない棋士に成長してしまったのだろうか。
師匠の杉本昌隆8段は藤井聰太7段が強くなった事の記者からの質問に対して「私は何もやっていない。要因はご家族にある」と答えているが、自身も藤井聡太7段に他流試合を積極的にさせる等師匠でなければ出来ない事を多々実行している。

藤井聡太7段の母裕子さんは新聞記事を読むと、楽器を演奏してアマチュア楽団に入って、時にはメンバーに入って演奏しているそうだ。
楽器の演奏を習い覚えるだけでも将棋に劣らず大変な事であるが、合奏できるのは生半可な事では無い。
その楽器演奏を通じて掴んだ自信が、現在の藤井聡太7段の黒子としての母を演じる大きな力となっていると筆者は推測する。

将に母裕子氏の黒子振りは有名で、小学生の息子を関西将棋会館に定刻に間に合わせるように送り届け、その後は3階に登った息子を手合が終わる迄、2階のベンチで静かに待つしか無かったと言う話は有名で、それのできる親は幾人居ようかと想像する。
人は脳神経細胞の指令を受けて、自身の思うが通りの行動しかとれないのだが、息子に合せて自身を無にする行為は親ならではと感じる。
世間の親がそれを実行すれば“モンスターペアレント”と言う言葉も生まれないのだろうが、自己主張しか実行できない親の如何に多い事か、それを反省し、裕子さんを見習って息子の為には自身を押し殺す親が多ければ、現在の日本社会は如何に変わるか警告したい。

裕子さんから学ぶ事は、如何に自身を持ち、それでいて自己主張をしない人になれるかで自身の子息の将来が掛っている事だ。
世の親の殆どは、お金で様々なサービスや物を購入して、子供の成育に貢献しているが、実際には子供の成長には“親の背中”が欠かせなく、その背中を隠し自身の化粧だらけの顔を見せて、親の子に対する義務が果たせていると考える親の多い事か。
裕子さんには見習う事が多く、その成果によって現在の藤井聡太7段が居る事を改めて認識しよう。

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