藤井聡太7段は何故あの若さで、あの強さを達成したのか

これ迄の記事で藤井聡太7段は類希なる偶然と偶然が折り重なってあの強さが実現したと書いた。
その一つが文本力男氏が主催する子供将棋教室で与えられた「格落ち定石」だった事は言うまでも無い。
では、誰でも「格落ち定石」を学べばあのように強くなれるかと言えば、そうではない。

大切なのは手筋の切り分けである。
何でも理解するのに、様々な小さな構成要因を理解し、その組み合わせによって手筋が構成される。
その手筋の認識すら、それを組合わせる基礎知識が無ければ、全く不能に近い。

それを可能にしたのは、モンテッソーリ教育と大好きなお祖母ちゃんと覚えたのも偶然であったろうと捉える。
無論、身近な人が笊将棋を楽しんでいて、その楽しさから将棋に入る人も居るだろうが、その時は覚えなくても良い手筋と無関係の笊将棋からはいっていくので、藤井聡太7段のように真直ぐな将棋とは無縁で、そこに藤井聡太7段の強さの秘密がある。
同じ将棋を覚えても藤井聡太7段のようには行く道理もないから、偶然の産物であると書いてきたのである。

ビジネスでも然りで、先ずは他者へ武者修行にだして、行く行くは後継者にするケースが多い。
親の傍でやると、親の妙な癖まで真似してしまうので、他人の飯を食わすのである。
将棋のような芸道はビジネスよりもっと深刻であって、歌舞伎等は幼い頃から子を躾て、名だたる役者になっている。

無論、藤井聡太7段を超える棋士は現れるであろうし、筆者は将棋は二の次にして子弟教育について考え、事業として考えている。
この記事では、将棋について書いているので、是非藤井聡太7段に続く棋士を送り出して欲しいものである。
将棋に限らず、その両親に見合った芸なり、技術を習得させて子供達の未来を輝かしいものにして欲しい。

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