AI超えの真相が実現した藤井聡太7段が将棋界に吹き込ませた新風

元々指していた藤井聡太7段の将棋は詰将棋作家としての指方であり、それが29連勝を呼び、AI超えの名を高占めたものと筆者は感じる。
将棋ソフトも詰将棋を想定した指方はセットしておらず、将棋ソフトには想定外の指し方が元来の藤井将棋であったとも言えよう。
それは将棋の序中盤というより、囲碁の布石及び大場・急場を優先する中盤の始まり迄と良く似ている。

囲碁と言うゲームは拮抗した棋力の持ち主同士が戦えば、途中どんな急戦・乱戦になっても、終わってみれば半目で決着するものである。
であるから、途中で出て来る急戦・乱戦に備える為の布石であって、初心者は迷うしか無い展開から始まる。
将棋の場合は駒に名前が付けられ、その役割に従っていれば初心者にも指せるし、そこから習えるから将棋の方が親しみ易いのである。

将棋ソフトも、元々数居る名人達の指し手を基に作られているので、詰将棋を前提とした将棋にはどう対応するか分らず、それがAI超えの真相では無かろうかと筆者は独り想像している。
藤井聡太7段の将棋の組み立てと、将棋ソフトのそれは根底から違うので、AI超えがいとも簡単に実現すると受止める。

もし、将棋ソフトと藤井聡太7段が指すとなれば、藤井聡太7段用のソフトを改めて作家達は検討しなければならないかも知れない。
つい先達ての藤井聡太7段がA級棋士と対等に指せるようになってからでさえ、将棋ソフトには藤井将棋を理解するのに数分の時間を要している。
であるから、A級棋士達も藤井聡太7段が繰り出す手というのは、意外なものであると言うのも分かろうと言うものである。

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