このタイミングで!殻を破った藤井聡太7段!

一昨日の対青島未来5段で、第1手目で角道を開けたのには吃驚した。
このブログでは随分以前から、藤井聡太7段が第1手目を前後問わず角道を開けて欲しいと熱望してきた。
それにしても読みが深い!

順位戦C級1組青島未来5段戦は先手番であり、王将リーグ戦の残り2戦、久保利明9段戦及び対広瀬彰人竜王戦も先手番が決まっている。
このタイミングで戦術の幅を広げた藤井聡太7段は、未だ17才の高校2年生なのである。
久保利明9段及び広瀬彰人竜王は恐らく、初手に藤井聡太7段がお茶を啜り飛車先の歩を突いて来る事を前提に対藤井聡太7段戦略を練っていたはずである。

つい先達て、対羽生善治9段戦では相掛り戦法を採用して快勝している藤井聡太7段の選択肢は振り飛車もあり得る訳である。
師匠の杉本昌隆8段が「藤井が覚醒したら」と良く言っていたのを想えば、今が覚醒の時期なのだろうか。
A級棋士である久保利明9段と広瀬彰人竜王は大いに戸惑い、対藤井聡太7段にどう臨むか悩んでいると考える。

久保利明9段は3敗しているので、破れかぶれで得意の捌きのアーティストの本領発揮しかないと腹を括るだろう。
しかし、広瀬彰人竜王は勝てば挑戦者決定であり、負ければ決定戦と言うプレッシャーが掛かるのも間違いなく、それも公式戦で敗戦しかしていない相手であって、悩みに悩んでいると考えられ豊島将之名人に竜王挑戦を受けている最中でもある。
対藤井聡太7段だけであれば、未だしも自身が負ければ無冠となる戦いの相手は名人なのであるから、その心中は察っするものがある。

番外勝負で、藤井聡太7段に大きく王手を掛けられたと言えよう。

この記事へのコメント