藤井聡太7段の脳には将棋の手筋が詰まった神経核があるに相違ない

詰将棋は手筋の複合体であろうと筆者は推測する。
推測と言うのは、筆者が詰将棋を殆ど解いた経験が無い為で、それが王手の連続で詰ましてしまうパズルという定義を知っているからである。
そして難解な詰将棋は藤井聡太7段の参加した詰将棋選手権チャンピオン戦での話を聞く限り、棋士ですら解答が出せない程のものと推察する。

手筋と呼べるものの性質は、将棋の目的が相手玉を詰める事だけに、それを如何に効率化するかという手段に相違ない。
多分、「格落ち定石」にはそういった手筋が珠玉の如く散りばめられていたに相違なく、藤井聡太7段はそれを6才迄に暗記していたと言われている。
6才を過ぎ、7才になると直接脳に書込みが行われる事は無く、3~4才にかけて誕生する海馬の助けを借りて記憶する事になる。

その海馬が成熟するのが、思春期である14~17才にかけてであるから、7才から暫くの児童が勉強嫌いになるのだ。
只6才迄に、藤井聡太7段は将棋であったが、何らかの分野で神経核を持てた場合に天才と呼ばれる人々になる。
であるから、思春期を過ぎて覚える努力をすれば、海馬のとなりある第4脳室において神経新細胞が生れ、それが記憶の定着に繋がる。

王陽明は“心の本体は楽しみにある”と喝破したが、藤井聡太7段の少年時代、要するに将棋を指す事及び学ぶ事が楽しかったのであろう。
それが史上最年少棋士の誕生となり、29連勝を達成し、今や王将リーグ戦においてリーグ戦制覇の候補となっている現実である。
一昨日書いた“藤井聡太7段の指す将棋とは”で表現した蟻地獄は読者諸兄には耳障りであったかも知れないが、詰将棋作者でもある藤井聡太7段が対局中に詰将棋を作る事を蟻地獄と呼んだのであって、詰将棋自体そういう性格を持っている事をご理解頂きたい。

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