手も足も出ない久保利明9段!藤井聡太7段快勝!

昨日、王将リーグ戦第5戦が関西将棋会館で指され、序中盤から僅かにではあるがリードを保ち、終盤で寄せ切った、将に横綱相撲である。
この戦いを前にして、目くらましとも言える戦型変化を見せて来た藤井聡太7段に対し、さしものA級棋士である久保利明9段と雖も打つ手が無かったのが実情であろう。
それにしても、糸谷哲朗8段に続き羽生善治9段に快勝し、昨日の久保利明9段で快勝して広瀬彰人竜王と並んで4勝1敗で並び、19日の対戦が事実上の挑戦者決定手合になってしまった。

22~23日に行われる豊島将之名人相手の竜王戦挑戦手合は、ストレートで3番連敗で、負ければ竜王の座を1期で失う羽目になってしまう。
広瀬彰人竜王にとって、唯一藤井聡太7段に土を付けた豊島将之名人とウルトラマンの如き変身を遂げた藤井聡太7段との対応に悶絶する1週間になるのではなかろうか。
第1手目をお茶を啜り飛車先の歩を突く事から始まる藤井聡太7段対策は充分に練っているだろうが、ここへ来てのまさかの変身である。

久保利明9段と同様、どう指すのが正解なのか分からない状態に追い込まれているのが現在の広瀬彰人竜王ではなかろうか。
羽生善治9段に竜王挑戦時にも初戦敗退するも、最終戦にもつれ込み竜王位にたどり着いた広瀬彰人竜王である。
今回の竜王挑戦手合も7戦迄もつれ込む事を狙っている事は当然であるが、対藤井聡太7段戦にも負けたくない。

人間に平等なのは、1日24時間という現実である。
藤井聡太7段は間にどんな対局が組まれようとも、対広瀬彰人竜王研究に絞るであろう。
A級棋士に3連勝した藤井聡太7段にとって、他棋士とは普通に指して負けるはずがないのだ。

19日の広瀬彰人竜王戦が楽しみである。

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