明日はいよいよ王将リーグ羽生善治9段戦だ

藤井聡太7段が常に念頭に置いている棋士は羽生善治9段であろう。将棋を覚え立ての頃、既に羽生善治9段は棋界の頂きに立ち、7冠独占の実態であった時、目指すべき目標として認識していたはずである。だから、5才にも拘らず、分厚い「格落ち定石」を習得したのであろう。 多分、師範の文本力男氏から、羽生善治9段を目指すならこれ位の努力が必要だと指摘されたに違いない。藤井聡太7段の将棋を見ていると、未だ10台の…

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やったぜ!藤井聡太7段怪物くん相手に41手詰みの詰将棋!

藤井聡太7段対糸谷哲朗8段の一戦は驚く事に本年8月29日に指された第5期叡王戦予選で敗戦した対村山慈明7段戦の香取りの一1角成に続く三3桂迄同形であった。次の1二銀が糸谷哲朗8段が先の村山慈明7段が指した六6歩と異なっていた。同じ進行なので、当然藤井聡太7段が対策を立てているはずと糸谷哲郎8段が躱した1手なのであるが、流石に敗戦局対策を藤井聡太7段が充分にしていたのであろう、飛車で馬を取り直後に…

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本日、藤井聡太7段にとって王将リーグ3戦目となる対糸谷哲郎8段戦だ

藤井聡太7段は対糸谷哲郎8段戦に対して、第66期王座戦2次予選と朝日杯オープン将棋トーナメント準々決勝戦でで当たり、見事2戦2勝している。A級棋士である怪物くんと異名を取る糸谷哲郎8段としては、この1戦は何としてでも雪辱をはたさねばならない1戦に違いない。糸谷哲郎8段は戦前に思いも付かない戦法を用意し、さうして相手に余分な考慮時間を与えない超早指しで知られている。 今回の対戦時間は、これ迄の2…

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藤井聰太7段は常に最善手を求めて読み続けている

人はやろうとする前に既に行動に移っているものであるから、急な危機が来ても回避の行動が本能的に起こっている。これは脳神経科学の立場から説明すると、前頭前野でそのおける状況を把握し、論理だって理解する前に第1次運動野と小脳が連動して、危機回避の行動を判断している所以である。であるから、縁台将棋等では相手が指すと瞬時に指すし、AbemaTVトーナメントでもフィッシャールールによって1手指す毎に5秒追加…

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藤井聡太7段を追い続ける若手棋士

昨日、藤井聡太7段対竹内雄悟5段の順位戦C級1組第5回戦が行われたが、見事藤井聡太7段のC級1組5連勝となった。後、4勝組が5名いるが、その勝敗の帰趨は気掛かりではあるが、兎に角順位戦C級1組トップである事に変わりは無い。是非とも、今期は師匠と同じB級2組に昇進して欲しいものである。 さて、昨日の藤井聡太7段対竹内雄悟5段の順位戦C級1組第5回戦は藤井聡太7段の先番で始まったが、相変わらずお茶…

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本日、順位戦C級1組第5戦、藤井聡太7段対宮本広志線が戦われる

藤井聡太7段は順位戦C級1組において4連勝していて、C級1組には4連勝している棋士がいて、藤井聡太7段は全勝を期待されている。と言うのは、前期のC級1組において1敗してしまったので、師匠はB級2組に昇級したが、自身は出来なかった苦い経験をしている。現在、王将リーグで戦っている藤井聡太7段であるので、C級1組では全勝で以て昇級を果して貰いたいものである。 宮本広志5段との順位戦に戻ろう。宮本広志…

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読むと言う行為は構成と計算からなる

以前の記事で理化学研究所が“将棋プロジェクト”で頭頂葉が活発に動作していると書いた。頭頂連合野は各感覚情報が集まって、身体の空間知覚を認識し運動知覚を育む場所でもある。どういう事かと言うと、我々の5識(眼・耳・舌・身・意)を1次感覚野から経路を経て、それらが統合され意味づけし、それによって様々な計算する事によって、我々の動作が担保されているという事だ。 将棋には8種の駒があり、それを夫々我々が…

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藤井聰太7段の読む力

読む力は、将棋が強くなればなる程に付いて来るものである。我々素人が読む力を鍛える為に、為す努力が詰将棋に他ならない。詰将棋は王手を続けることで詰みに至るように作られているパズルに他ならない。 パズルはナンプレやソリテリア等が有名であって、夫々ファンも多く、それらのパズルから他のパズルへ転身して楽しむ人が多い。詰将棋の良い所は、手筋群の組合せで作成している所から、それに努力する事で手筋の冴えが実…

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藤井聰太7段と豊島将之名人は紙一重

両者の最大の違いは勝利に対する執着の違いであろうと捉えている。藤井聡太7段はその場で最善手に執着心を持っているように感じられ、持ち時間の有無に関わらず、読み耽る姿を見れば分る。タイトル奪取を考えれば、最大必要なものは勝利さい執着心に他ならない。 最善手を追及するのは大切なのだが、タイトル戦の挑戦手合で持ち時間のが8~10時間あるときに追及すべきであろう。持ち時間が制限されていれば、相手も同条件…

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聡太の脳“人間の脳は凄い(Ⅰ~Ⅲ)”の結論

人間の脳は凄い(Ⅰ~Ⅲ)の記事で脳神経細胞はその持つ環境に従って顆粒細胞であったものが巨大神経細胞になった事は書いた。藤井聡太7段はお祖母ちゃんが共に将棋を楽しんだ事で数多くの将棋と関連する錐体細胞が出来たと考えられる。ふみもと将棋教室に通うようになり、「格落ち定石」や「詰将棋」を頭に詰め込み、解く事でそれらの錐体細胞が巨大化したと考えられる。 錐体細胞に情報を蓄える事を記憶と言うのだが、読者…

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藤井聡太7段が本当に強い将棋を指せるには後一息である

一昨日の王将リーグ第2戦対豊島将之名人との対戦は勝っていても不思議ではない一局であった。竜王戦決勝トーナメントで敗れた対豊島将之名人との対戦も強い将棋を指せたなら勝っていて当然の敗北であった。只、豊島将之名人は持ち時間を考慮した上で、藤井聡太7段は全精力を注ぎ込んでの優勢なので、本当の優勢では無いのかも知れない。 藤井聡太7段の対豊島将之名人戦は振り返って見ると、その差は紙一重になっているよう…

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囲碁界も将棋界に劣らず沸いている

昨日、19才の芝野虎丸8段が張栩(ちょうう)名人(39)に4勝1敗で名人位を獲得し、タイトル獲得最年少記録を更新した。筆者が藤井聡太7段に注目している間に、知らぬ間に囲碁界にも大きなうねりが起きていた。兎に角、芝野虎丸8段の活躍は、先程国民栄誉賞を受賞したばかりの井山裕太4冠を上回る可能性を持つ棋士の登場である。 囲碁界では、ここ十数年、中韓の囲碁界の躍進を受けて、日本の囲碁界は沈んでしまって…

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王将リーグ戦豊島将之名人に負けたが、負けはビジネスで言えば倒産である

王将リーグ戦第2局豊島将之名人対藤井聡太7段戦は相掛りで始まった。局面は藤井聡太7段が捻り飛車を繰り出す等、戦法を駆使して藤井聡太7段が優勢を保って序中盤戦を乗り切った。結果は藤井聡太7段の投了で終了するのだが、負けはビジネスでは倒産を意味し、棋戦でもトーナメント戦ではその後の登場は無い。 最終版迄、どちらが詰むか難しい攻め合いの応酬が続いたが、豊島将之名人が詰めろの連続で藤井聡太7段の投了止…

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本日は王将リーグ2戦目、豊島将之名人対藤井聡太7段戦である

将棋の闘いは昨日迄書いていた「人間の脳は凄い(ⅰ~Ⅲ)」で記した脳同士のぶつかり合いである。筆者の予想(願い)は藤井聡太7段が勝つのでは無いかと期待していて、最近2人がよく指している角換わり腰掛け銀戦法になれば期待できる。しかし、豊島将之名人は基本オールラウンドプレーヤーであるので、どう藤井聡太7段の裏を掻く戦法にでるかも見物である。 藤井聡太7段より豊島将之名人は1日の長があるのは間違いない…

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人間の脳は凄い!Ⅲ

続いて、どのように顆粒細胞から巨大神経細胞が生れる機序を説明しなければ分らないだろう。このブログでは、度々脳神経細胞は環境のみに依存すると述べている。脳神経細胞にとっての環境とは1千億個以上ある他の脳神経細胞から発する神経伝達物質の分布状況を筆者は考えている。 昨日書いたように、感覚受容体を持つ神経細胞は先ず、嗅玉及び視床でその感覚が電気信号に変換され、夫々の軸索を通って伝えるべき夫々の1次変…

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人間の脳は凄い!Ⅱ

これ迄、プルキンエ細胞・ビッツ細胞・眼窩錐体細胞については度々取り上げた。これらの神経細胞はホモサピエンスにとって共通の巨大神経細胞であり、我々の繁栄を担保した本体でもある。我々の肉体を柔軟に動かしている神経細胞はプルキンエ細胞・ビッツ細胞であるし、共同作業で生物の頂点に立った最大の要因が眼窩錐体細胞に他ならない。 無論、その役割を担っているのは遺伝子の役割は欠かせないのだが、やはり始まりは顆…

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人間の脳は凄い!

昨日の記事で藤井聡太7段の瞬時における閃きや一瞬で思い浮かぶ局面はAIに勝ると書いた。如何にディープラーニングと言えども、それはAIの開発者が用意したメニューでの実現しているだけであって、全ての脳の活動に対応したものではない。これ程進化した将棋そふとにしても、羽生善治9段はAIは盲目的に信用すべきではないと発信している。 事実、藤井聡太7段はAI越えの手を連発していて、藤井聡太7段が指した後に…

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藤井聡太7段の脳はAIよりも勝っている

人は行動する前からその行動は決まっていると言うのは、有名であるからご存知であろう。思う以前に脳は行動を決めていると言う事である。危機に際して、何も思わず後ずさりしたり、危機回避するのは当然てせあるがそれが最良の選択である事は多い。 将棋も然りであり、局面を認識した瞬間に指す手は粗決まっていると言って良い。あの糸谷哲郎8段の早指しは目にも止まらない時があるのをご覧になった方々は多いと考える。藤井…

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未だ未だ進化途上の藤井聡太7段!

昨日の中日新聞に藤井聡太7段の師匠の杉本昌隆8段が「色々な勝ちパターンを増やしている真っ最中」と対三浦弘行9段戦の勝利を受けて語っていた。事実、将棋の計算を担っているワーキングメモリーがある前頭前野の発達は25才に頂点になると考えられているので、進化途上は間違いない。A級棋士と対局が続く藤井聡太7段であるが、負けを糧にして自身の進化に繋げている。 久保利明9段に対しても3連敗した後、竜王戦決勝…

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藤井聡太7段勝利!世代交代の狼煙は上がった!

昨日、午前10時から藤井聡太7段にとっての王将リーグ初戦の幕が切って落とされた。まるで対豊島将之名人と見まがうかの角換わり腰掛け銀に差合いで対局は進んだ。当然互いの飛車先の歩を突く所から、5筋に銀がかち合せる正真正銘の角換わり腰掛け銀の駒組が組み上がった。 先ず、研究した手であったのだろうが、三浦弘行9段が歩を突いて戦端が開かれた。そこからの藤井聡太7段が指す、一歩も引かない強手の連続に、思わ…

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藤井聡太7段!漢なら世代交代の騎手となれ!

いよいよ藤井聡太7段の王将リーグが本日から始まる。相手は何れもA級棋士で、タイトル経験者ばかりなのだから、全敗でも不思議は無い。藤井聡太7段の指し手はこれ迄、読めるだけ読んで、その時点で最良手を選んで指していて、持ち時間を使い果たして相手は時間があるのに自身は秒読みに追い込まれて負けた対戦が多かった事を思い出して欲しい。 将棋は勝ってこそであって、勝てば官軍負ければ賊軍という言葉もある通り、負…

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藤井聰太7段よ漢たれ!

昨夕ラグビーワールドカップ第2戦が行われ、日本チームは劇的な堂々たる勝利を収めた。ラグビーは選手が肉弾戦で加我のボールを奪い合い、相手陣営にタッチダウンするか相手の販促により与えられたボールポストへのフリーキックによるボールポスト通過によって得点するゲームであろうと推察した。実は、筆者がラグビーの試合を見たのは生涯初めてであり、何が反則になるのか今もって分っていない。 しかし、あの肉弾によるぶ…

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藤井聡太フィーバーに沸く将棋界も熱いけれどもも、囲碁界も熱い

囲碁界では、今若手の活躍で燃えている。何と言っても羽生善治永世7冠が国民栄誉賞を受賞時に同賞を同時受賞した井山裕太が第一人者であるが、続く若手が次々と芽を出している現状がある。芝野虎丸8段が名人位挑戦7番勝負に出場したのは書いたが、それも今は3勝1敗と王手を掛けている。 今日、囲碁の記事を書く気になったのは藤井聡太7段と同年で来月誕生日が来る女流棋士上野愛紗美3がドワンゴが主催する竜聖戦で一力…

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果たして藤井聡太7段は振り飛車に弱いのか

一昨日の竹内雄悟5段との棋王戦予選で解説の橋本8段が藤井聡太7段の振り飛車に対応の拙さを指摘していた。大勢の視聴者に混じって棋士も見ている衆目の集まる場所ではっきり明言していたのだから、専門棋士から見れば、拙いのかも知れない。筆者は将棋について真に素人も甚だしいので、菅井竜也7段や久保利明9段との戦いで最終戦は勝利を収めているので、振り飛車戦法に研究した成果が上がっていたのかと思っていた。 そ…

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昨日の王位戦予選、竹内雄悟5段との対局は、藤井聡太7段が押し切った

これ迄、都成竜馬5段と同じく竹内雄悟5段にも5連勝中である。竹内雄悟5段も都成竜馬5段同様に、連敗中の相手であるので結構対藤井聡太7段戦と言う事で研究して来たのであろう。只、都成竜馬5段は居飛車党であって、可也の手数迄想定できていたのに対して、竹内雄悟5段は振り飛車党なので中盤の始め位迄しか想定出来ていなかったようである。 何時ものと言っては何だが、竹内雄悟5段の先手“ご機嫌中飛車”で始まり、…

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藤井聡太7段の挑戦は孤独な戦い

何でも頂点を目指す戦いは孤独な戦いである。バトミントンの桃田健斗選手は言うに及ばず、卓球の張本選手等も1位が当然の戦いは誰にも真似をする人は無く、自身の孤独な戦いのみが映る。現在でも注目を集めるのは、メジャーリーガーのイチロー選手であろう。 イチロー選手は誰もが成し遂げなかった1シーズン最多安打を達成したのみならず、トップ選手の証となる1シーズン2百本安打を10年に及んで辛苦は常人の想像を絶す…

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明日は竹内雄悟5段と王位戦予選7組の初戦が行われる

1日の谷川浩司9段との王将戦2次予選決勝に続いて高橋道雄9段との順位戦C級1組の戦いがあったが、今回迄の棋戦間隔が22日と長くなったのは、藤井聡太7段のように対局数の多い棋士にしては珍しい。藤井聡太7段ファンにとっては長い々22日であったろうと、筆者を含めて首の長さが計測不能になっていると感じる。この8組に分けられた予選は予選リーグ参加棋士を選ぶ為に行われる。 予選リーグで8名の棋士が選ばれる…

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藤井聡太7段が最強となるのは何時であろう゛

最強と言う定義は非常に難しいのは、羽生善治9段がNHK将棋トーナメント戦で優勝した事から見ても分かる。当時のタイトル全てを奪取していたのは、20代後半であるが、その後も羽生時代は続き、40代半ば迄続き、永世7冠を達成している。年齢を経ると共に体力が落ち、強さの条件に体力を含めるかどうかが重要なポイントととなる。 体力だけで言えば、現在17才の藤井聡太7段は突出している。人は年を経るに従って、年…

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藤井聡太7段を天才と括って言うけれども

筆者の見解は、これまで何回も書いているけれども、脳神経細胞は環境に適応しているだけであると言うものだ。環境と言うのは、他の脳神経細胞との関連性であり、何か人が環境と感じるものとは異なる。更に言えば、識を生じる感覚器官からの信号を電気信号に変えた第1次感覚神経が織りなす環境が出発点ではある。 将棋は、眼冥将棋と言う例外もあるが、基本的には目から相手の指した手が視神経細胞が受信し、それを第1次から…

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藤井聡太7段の強くなりようは対豊島将之2冠戦が著している

両者の初対戦は17年8月24日に行われた王位戦本戦2回戦である。この時は豊島将之8段に藤井聡太4段の対戦であって、余りに格違いであるが、豊島将之8段が藤井聡太4段を意識的に突き放し、千日手に持込み、再戦では藤井聡太4段に持ち時間を少なくして圧倒した。次は対戦日は定かではないが、第17期銀河戦Eブロック11回戦でも豊島将之2冠対藤井聡太7段戦が組まれたが、力負けした感が否めない。 そして藤井聡太…

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藤井聡太7段はどんどん強くなっている

5才で大好きなおばあちゃんに、公文式の将棋セットで将棋を教えて貰ってから、藤井聡太7段は比較級数的に将棋が強くなっている。最初は駒の動きを覚えるのは、誰もが通る道ではあるが、駒に進み方が記してあったのが良かったのかも知れない。勝って嬉しいと言うのは普通の感情で、その相手が負けても痛みを感じない両祖父母であったのは幸いであったように感じる。 子供では無く、大人であっても負けると良い気はしないもの…

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藤井聡太7段の対三浦弘行9段戦術は!

昨日迄、将棋プレミアムで放送された棋戦は、全て対局終了後30分以内に5動画の棋譜並べが出たものであるのだが、昨日の豊島将之2冠に対する久保利明9段戦に関してはYouTubeに棋譜並べは掲載されなかった。詰り、将棋プレミアムで放送する番組に対しては、無断転載は相ならんと言う事なのであろう。しかし、何れその対局が注目を集めるものであるならば、何れかのメディアで棋譜公表が行われるはずで、将棋プレミアム…

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いよいよ本日、豊島将之2冠対久保利明9段戦で王将リーグ開幕だ

藤井聡太7段もこの30日、対三浦弘行9段戦が組まれており、初戦が予定されている。参加棋士は豊島将之2冠、羽生善治9段、広瀬彰人竜王、久保利明9段、三浦弘行9段、糸谷哲郎8段、藤井聡太7段と藤井聰太7段以外はA級棋士と言う大変なメンバーである。藤井聡太7段にとっては、全員胸を借りると言っても良いメンバーであり、一皮剥けるチャンスであると言っても過言では無い。 藤井聡太7段にとっては、勝ち方にりも…

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藤井聡太7段よ!“藤井聡太時代”を創れ!

藤井聡太7段は驚くべき速度で強くなっている。それは、これ迄書いてきたように、AIと言う強力な助っ人が居る時代に、どんどん強くなる旬を迎える藤井聡太7段所以である。現在のA級棋士が旬の頃は、一番若い渡辺明3冠でさえ旬においては、AIは未だ影でしかなかった。 AIの申し子と言われる豊島将之2冠ですら、AIを積極的に棋力向上に取り入れたのは20代半ばからである。その他の広瀬彰人竜王や佐藤天彦9段等A…

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このブログが齎してくれた思わぬ副産物

日頃、分りもしないのに色々と評論しているが、汗顔の至りである。しかし、このブログと真剣に向き合う為には、藤井聡太7段が指した将棋について、最低の評価ができないと書いた事が的外れとなってしまう。その為に、藤井聡太7段の将棋は極力朝10時から深夜迄、最低の礼儀として観戦する事になる。 昨日のNHK将棋トーナメント戦、豊島将之2冠対村山慈明7段の対局を途中から見だした時の事である。元々は、棋士が指す…

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9月30日に王将戦リーグ第1戦藤井聡太7段対三浦弘行9段戦が組まれた

昨日の王将戦2次予選2組決勝三浦弘行9段対佐藤天彦9段戦が三浦弘行9段が今月末に藤井聡太7段の対戦相手と決まった。藤井聡太7段にとっては、日本シリーズJT杯初戦で敗れた雪辱戦であるので、未だ半月あるので対三浦弘行9段戦対策を研究して雪辱を果たして欲しい。無論、三浦弘行9段は日本シリーズJT杯初戦でも藤井聡太7段を徹底研究して臨み、あの結果となった訳であるから、それが一層強化されていると考えられる…

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その場の勝利よりも最善たろうとする藤井聡太7段

お茶を飲んで飛車先の歩を突く、筆者が藤井聡太7段の将棋を見だして変わる事の無いルーティーンである。対戦棋士は藤井聡太7段がそこに来るだろうと、当然予測を立て、作戦を練って来るので当然藤井聡太7段が不利な展開となる。そこで、不利な展開をどう藤井聡太7段に有利にするかと言う長考をして、結果秒読みに持ち込んでしまい勝敗は時の運となってしまっている。 藤井聡太7段が他の戦法を取れないではなく、それは相…

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現在の藤井聡太7段は最終盤は言うに及ばず、序中盤もA級棋士並みだ

昨日、初期の藤井聡太7段は突出した終盤力で逆転勝利が多かった事を書いた。棋士になって、3年弱経った現在は、序中盤が完成されたと考えられ、序盤から中盤に掛けて引き離され事は無くなった。そう言う訳で、初年度によく見られたAI超えによる大逆転勝利は無くなった。 序盤戦で、A級棋士と対戦してもどちらかというとリードして、戦うも戦いの執着力がA級棋士が強く、大きく負け越している。昨年の春くらいからであろ…

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初期のAI超えは“何処迄続く泥濘ぞ”状態で起きていた

棋士になって暫くは藤井聡太4段の序中盤能力は、現在よりも随分低かったので、中盤には随分劣勢の事が多かった。それを連勝する等、最年少記録を塗替え続けたのは良く知られている所である。藤井聡太7段のあのころの報道ではAI超えで逆転勝利の文字がよく躍ったものである。 人は身動きの取れない所で、思わぬ力を発揮するものであり、“何処迄続く泥濘ぞ”状態と言うのは、最も活性の強まる状態である。それは尤も充実し…

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藤井聡太7段を天才たらしめている錐体細胞も元は顆粒細胞であった

脳神経細胞は神経幹細胞が分裂して出来た当初は全て未だ何も無い小さいだけの顆粒細胞である。環境によってグリア細胞から脳由来神経栄養因子が分泌されて、それがその顆粒細胞に働きかけて、軸索や樹状突起が生じる。脳神経細胞の中には、プルキンエ細胞や錐体細胞の一種のベッツ細胞及び眼窩に巨大錐体細胞が誰にもあると分っている。 プルキンエ細胞は、生前に小脳に顆粒細胞として配置されたと考えられるが、生れて間もな…

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寝ている間に強くなるⅡ

睡眠の効果で最も重要なものが記憶の定着である事は聞覚えのある読者諸兄は多いと思う。藤井聡太7段を師匠の杉本昌隆8段が「寝ている間に強くなる」と良く言っているのは有名だ。睡眠中にワーキングメモリーや海馬に蓄えられた1次記憶がそのあるべき位置に移動定着する動きを言ったものだ。 これは、藤井聡太7段に限ったことではなく、受験生が前の晩に徹夜すると言うのを良く聞くが、あれは逆効果なだけである。藤井聡太…

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台風並みの破壊力を持つ藤井聡太7段

朝日杯オープン将棋トーナメント2連覇している藤井聡太7段であるが、初めての朝日杯オープン将棋トーナメント戦において、佐藤天彦名人・羽生善治竜王・広瀬彰人8段現竜王に勝って成し遂げた1度目の優勝は、昨夜関東地方を襲った台風15号並みの衝撃を衝撃を与えた。2連覇目も糸谷哲郎8段・稲葉陽8段・渡辺明3冠を破っての2連覇であるので、将棋界にとって台風並みの迫力を及ぼしている。台風と言うのは唯一被害予想を…

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藤井聡太7段の探しているのは素直な指し手

藤井聡太7段の指す藤井将棋の醍醐味は、詰み筋が見えた時の寄せと詰みに持っていくスピードであるのはデビュー以来変わっていない。序中盤で、詰み形ができるように観戦者及び対局者には“無駄”と思える手を放ち、それが終盤になって効果を発揮する。これは「格落ち定石」で覚えた戦型や手筋の応用であり、それを詰将棋によって練磨して生れて来た指し手であろうと筆者は推定する。 勝ち進んで7段に昇段し、順位戦もC級1…

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もう直ぐ棋士になって3年が来る藤井聡太7段

YAHooニュースを見て知ったのだが、3年前の9月3日が奨励会3段リーグにおいて13勝目を挙げてトップ通過が決まった日であったようだ。結果、その次の期10月から中学校2年生と言う史上最年少棋士になり、対加藤一二三戦を皮切りにその期中に10連勝を挙げ藤井フィーバーが起きたのである。次の期に掛けて29連勝と言う連勝新記録を挙げたのも記憶に新しい。 毎年大活躍の藤井聡太7段であるが、今年の活躍も凄ま…

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藤井聡太7段の戦い方はモンゴル騎馬民族そのものである

かつてユーラシア大陸を席巻したチンギス・ハーンに源を為すモンゴル騎馬民族の戦い方藤井聡太7段の将棋は似ている最低限の陣地しか持たず、しかも住居さえ何時でも移動できる形態しか持たぬモンゴル民族がユーラシア大陸を席巻している。藤井聡太7段の将棋も、玉の囲いは短手数で相手からの攻撃の隙さえ無くせば、歩を突いて攻めを強行する姿はモンゴル騎馬戦法と似ている。 人類最強の攻撃部隊のやり方がソフトの編み出し…

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将棋の美しさとは

コメント欄に藤井聡太7段の負けた時に、長手数になるのは美しくないと言うコメントがありました。筆者はそれに対して、将棋は勝敗の帰趨が問題となるボードゲームなので、粘るのは当然であるし、それが美しさを損なうものではありません。将棋の弱い筆者は将棋に対しては言えませんが、囲碁の場合だと“面白い勝負”は「何処まで続く泥濘ぞ」と美しさとは無縁の状態になった時、我を忘れて勝負に没頭して満足するのは将棋も一緒…

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藤井聡太7段、順位戦4連勝

昨日、午前10時から高橋道雄9段対藤井聡太7段の1戦が順位戦C級1組組まれていた。高橋道雄9段は往年の花形棋士で、順位戦A級に13期竜王戦1組に21期在籍しており、5段で王位のタイトルホルダーにもなっている。所謂、居飛車矢倉囲いが得意であって、本局も矢倉に組もうとしたのだが、藤井聡太7段の急襲を受け囲い切れず居玉の侭になってしまった。 谷川浩司9段は57手で素人目には未だ指せると思われる段階で…

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藤井聡太7段の標的は“豊島将之2冠に追いつき追い越せ”だ!

遂に王将挑戦権獲得リーグに参戦できた藤井聡太7段であるが、リーグでの帰趨は豊島将之2冠を超えるか否かに掛っている。この所、藤井聡太7段はA級棋士との対戦が続き、大きく勝率とレーティングを落としている。際立つのは、豊島将之2冠に4連敗していて、最近でも3連敗している事が落としているのに響いている。 久保利明9段にも最近2敗していて、響いてはいるのだが、竜王戦決勝トーナメントの大舞台で勝ったのが大…

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祝!藤井聡太7段王将戦リーグ入り決まる!

昨日、王将戦2次予選決勝戦が谷川浩司9段対藤井聡太7段が行われ、谷川浩司9段の投了で藤井聡太7段の王将戦リーグ入りが決まった。谷川浩司9段は得意なはずの角換わりを避けて、居玉の侭戦いに突入したが、素人目には“これから”と思っている時に投了した。恐らくは、この侭指しても悪い展開にしかならないと思ったかも知れない。 兎に角、藤井聡太7段の王将戦リーグ入りが決まった訳だ。リーグ内で待ち受けるのは、豊…

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本日、藤井聡太7段対谷川浩司9段戦が王将戦2次予選決勝で当たる

藤井聡太7段と谷川浩司9段は初対局であるが、お互いの棋風についてはお互いに良く知っているだろう。東海研修会の頃に谷川浩司9段に指導対局して貰って将棋盤にしがみ付いた事件は有名だが、それ以降に谷川浩司9段に関する全集とか出版されている棋書は全て読んでいて、藤井聡太7段は谷川浩司9段の将棋に対する想いを良く知っているはずである。一方谷川浩司9段は、26才年齢制限ギリギリで棋士となった都成竜馬5段が唯…

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